食品工場や下水処理場などから出る産業廃棄物の汚泥は、有機性汚泥脱水処理施設、無機性汚泥脱水処理施設、汚泥リサイクル施設で処理を行います。

有機性汚泥脱水処理施設で、固形分と水分に分離しています。

有機性汚泥脱水処理施設で、固形分と水分に分離しています。

有機性汚泥脱水処理施設で、液状の汚泥を水と固形分に分離します。固形物は、一般廃棄物と同様に、焼却と乾燥・炭化に分かれます。
焼却の場合は、高温流動する砂層に汚泥を投入して、解砕・熱分解する無害化処理を行います。ばいじんの一部はセメント材料などに利用されますが、残りは埋め立て処分を行います。
乾燥・炭化の場合は、高温ガスで乾燥を行った後、炭化設備で「炭」にします。この炭はリン酸成分を豊富に含んでおり、土壌改良剤等としてリサイクルされます。

一方、汚泥の水分は生物処理や化学処理を施し、安全基準をクリアした状態で天竜川に放出されます。

無機性汚泥の処理を承っています。

無機性汚泥の処理を承っています。

上水道施設から出る砂や泥などの汚泥などは、無機性汚泥脱水処理施設で、水と固形分に分離されます。
分離された固形分は、焼却処理を経て埋め立てられます。水分は、生物処理、化学処理などを行い、環境基準をクリアした状態で天竜川に放流されます。